男性のプレゼントにおすすめの日本酒5選!日本酒の選び方や予算まで紹介
「男性のプレゼントで日本酒が人気って本当?」「男性におすすめの日本酒はどれ?」などとお考えではありませんか?
日本酒はさまざまな種類があり、男性の好みに合わせやすいことが特徴です。特にお酒好きの男性であれば、日本酒は贈り物としてきっと喜ばれるでしょう。
また、人によって味の好みは異なりますが、男性は純米大吟醸酒や大吟醸酒、あるいは辛口の日本酒などを好む傾向にあります。
本記事では男性のプレゼントとして日本酒が人気な理由や予算、日本酒の選び方を紹介します。ぜひ本記事を読んで、男性に喜んでもらえる日本酒選びの参考にしてください。
Contents
男性に日本酒のプレゼントが人気な理由
男性への贈り物として、日本酒のプレゼントが人気な理由は次の通りです。
- 好きな料理に合わせやすい
- 産地や種類により味わいが大きく異なる
- 消耗品の方が喜んでもらいやすい
日本酒は各地域で作られており、その地域特産の清水や米が使われているケースがほとんどです。地域ごとに異なる味わいと香りが楽しめるのが日本酒の魅力でもあり、お酒好きの男性に人気があります。好きな料理・おつまみに合わせやすいのも日本酒の魅力のひとつです。
中には、その地方でしか購入できない地酒や希少な日本酒もあるので、プレゼントに選ぶときっと喜んでもらえるでしょう。
また、男性へのプレゼントは形に残るものよりも消耗品の方が喜んでもらえることがあります。父の日や男性の誕生日など、贈り物をする機会があればぜひ日本酒を選んでみてください。
男性に喜ばれやすい日本酒の種類
男性に喜ばれやすい日本酒の種類には、以下があります。
- 純米大吟醸酒(じゅんまいだいぎんじょうしゅ)
- 大吟醸酒(だいぎんじょうしゅ)
- 本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)
純米大吟醸酒は精米歩合50%以下で、麹や酵母にもこだわった上質な日本酒です。高精米の日本酒なので香り高さと口当たりのやわらかさ、喉越しのよさが特徴です。高級なイメージがあるので、お酒好きの男性へのプレゼントとして人気があります。
大吟醸酒は、純米大吟醸酒と同じで精米歩合は50%以下ですが、醸造アルコールを添加して造られる日本酒です。香り高くさっぱりとした味わいで、純米大吟醸種よりも手頃な価格帯で購入しやすいことが特徴です。高精米の日本酒の中でありながら、純米大吟醸酒よりもややコストを抑えたい時のプレゼントに適しています。
また、本醸造酒は精米歩合が70%ほどで、口当たりはややかためで、香りや味わいは控えめの日本酒です。リーズナブルな価格で購入しやすいので、食事との相性がよく、食中酒として幅広く親しまれています。
男性にプレゼントする日本酒の予算は?
男性への日本酒をプレゼントする時の予算は、5,000円程度が相場です。男性との関係性、またどのようなお祝い事かによっても予算は異なりますが、おおよそ5,000円程度をひとつの目安と考えておきましょう。
大切な相手、そして大事なお祝い事であれば、10,000円以上の高級日本酒をプレゼントを選ぶのも選択肢のひとつです。中には、30,000円を超えるような稀少な日本酒をプレゼントするケースもあるでしょう。
ただし、高級な日本酒は贈った相手へ気を遣わせることもあるため、お祝い事に見合う予算でプレゼントするのがポイントです。
男性へのプレゼントで日本酒の選び方
予算に合わせて日本酒を選ぶ方法だけでなく、相手の好みや目的なども考慮して選ぶ方法もあります。男性へプレゼントする日本酒の選び方は次の6つです。
- 日本酒の種類で選ぶ
- 高級な日本酒を選ぶ
- 飲み方で選ぶ
- 日本酒の産地で選ぶ
- 男性の好きな料理に合わせて選ぶ
- 辛口・甘口で選ぶ
以下では、それぞれの選び方を詳しく紹介します。
1.日本酒の種類で選ぶ
日本酒にはさまざまな種類があります。種類により味わいや香り、品質などが変わるためプレゼントする日本酒を種類で選ぶのも選択肢のひとつです。
日本酒の中でも、「原料の米の削り具合」「純米酒かどうか」などいくつかの基準を満たしたものを特定名称酒と呼びます。特定名称酒に分類される日本酒は次の通りです。
- 純米大吟醸酒
- 大吟醸酒
- 純米吟醸酒
- 吟醸酒
- 特別純米酒
- 特別本醸造酒
- 純米酒
- 本醸造酒
特定名称酒は、精米歩合や醸造アルコールの添加有無などによって分けられます。
たとえば、純米大吟醸酒は精米歩合が50%以下で、醸造アルコールを添加していない日本酒です。特定名称酒の中でも品質が高く、高級なイメージがあるので男性のプレゼントに向いています。
また、男性へのプレゼントには大吟醸酒や本醸造酒なども人気がありおすすめです。男性が好んで飲んでいる種類があれば、それに合わせてプレゼントを選んでみてはいかがでしょうか。
特定名称酒の分類方法や精米歩合による味わいの変化については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。
高精米の日本酒は香り・味わいが違う?精米歩合が高いおすすめ日本酒も紹介
2.高級な日本酒を選ぶ
プレゼント用であれば、高級な日本酒を選ぶ方法もあります。普段から「本醸造酒」などのスタンダードな日本酒を飲んでいる男性であれば、高級な日本酒をプレゼントを贈ることできっと喜んでもらえるでしょう。
一般的に、高級な日本酒として位置付けられるのが「純米大吟醸酒」です。酒米を半分以上削って造られているだけでなく、原料は米・麹・水のみで、それぞれの素材にこだわって造られるため、ほかの種類と比べて価格も高く高級感があります。
また、希少価値の高い日本酒を選ぶのも選択肢のひとつです。日本酒は銘柄によって出荷量が制限されることがあり、中には製造量が少ないものもあります。普段は飲まないような希少価値が高い日本酒はプレゼントに適しています。
さらに、高級な日本酒や希少価値の高い日本酒は木箱に入っていることが多く、特別感を出すことができ、プレゼント用の日本酒としておすすめです。
3.飲み方で選ぶ
男性の好きな飲み方があれば、飲み方に合わせて日本酒を選ぶ方法があります。日本酒の飲み方は、大きく分けて次の3種類です。
- 冷酒
- 常温
- 熱燗
冷酒は日本酒を冷やして飲む飲み方です。冷やすことで日本酒の香りや味わいが引き立ちやすく、爽やかな口当たりになります。あまり日本酒を飲み慣れていない人でも飲みやすいので、冷酒に適した日本酒を選ぶのは無難な選択肢です。
常温酒は日本酒を室温に保存してそのまま飲む飲み方で、深い味わいやコクを感じられます。
熱燗は日本酒を温めて飲む飲み方です。日本酒を温めることで、まろやかな口当たりと芳醇な香りを感じることができます。
和食や肉料理との相性がよいほか、特に寒い季節の贈り物として適しています。ただし、熱燗は温度や温め方により味わいが変化するため、男性が熱燗を好むかどうか事前にチェックしておくことが大切です。
日本酒によって適した飲み方に違いがあり、製品ラベルにおすすめの飲み方が記載されている場合がほとんどです。ぜひ日本酒を選ぶ時の参考にしましょう。
4.日本酒の産地で選ぶ
日本酒の産地でプレゼントを選ぶ方法があります。
日本酒を製造している酒蔵は日本各地にあり、中でも有名な日本酒の産地は京都府・兵庫県・新潟県・広島県です。それぞれの特徴は次の通りです。
都道府県 | 特 徴 |
京都府 | ・中硬水を使用することが多い
・芳醇で甘口の日本酒が多い ・歴史ある酒蔵が多い |
兵庫県 | ・中硬水を使用することが多い
・酒米の品質が高い ・酒米は主に「山田錦」「五百万石」を使用 |
新潟県 | ・酒蔵が最も多い地域
・軟水の湧き水が豊富 ・軽くすっきりとした味わいの日本酒が多い |
広島県 | ・「軟水醸造法」を確立
・まろやかな飲み口が特徴の女酒が有名 |
地域により日本酒の味わいが異なるのは、主に米と水と気温です。日本酒の原料となる米と水は日本酒の味わいに大きな変化を与えるほか、日本酒造りに重要な発酵は気温に影響されるためです。
男性によっては日本酒の産地に好みを持っている場合があります。京都府の産地が好みという方には、「伏見の名水」と「京の食文化」の伝統を受け継いだ山本本家の日本酒をぜひご検討ください。
5.男性の好きな料理に合わせて選ぶ
男性の好きな料理に合わせて日本酒を選ぶこともできます。料理ごとにおすすめの日本酒は次の通りです。
- 旨味のある料理(煮物や焼き鳥など):純米酒・特別純米酒
- 塩気のある料理(焼き魚や刺身など):淡麗辛口・純米吟醸酒
- 酸味のある料理(酢の物や焼きあじなど):フルーティーな日本酒
- 辛味のある料理(唐辛子の料理など):辛口系の日本酒
- 甘みのある料理(デザートなど):甘口系の日本酒・普通酒
- 揚げ物(天ぷらや唐揚げなど):純米酒・大吟醸
たとえば、焼き魚や刺身など塩気のある料理には、すっきりとしてなおかつキリッとした「淡麗辛口」の日本酒と相性がいいです。男性が好んで食べている料理がわかる方は、その料理に合わせて相性のいい日本酒を選ぶのもおすすめです。
ただし、日本酒のブランドによっては料理との相性が異なることがあり、人によって料理と日本酒の好みも異なります。上記はあくまでも一般的な目安として、日本酒選びの参考程度にしましょう。
6.辛口・甘口で選ぶ
プレゼントする日本酒を端的に選ぶのであれば、辛口か甘口かのどちらかで選びましょう。
日本酒の辛口・甘口は「日本酒度」で示されます。日本酒度とは、日本酒の甘さを数値で示すものです。日本酒の糖分は酒米によるもので、酒米を発酵させれば糖分がアルコールに変換され、よりすっきりとした味わいの辛口になります。
日本酒度は製品ラベルに「+1.0」「−1.0」などと表記されており、プラスであれば辛口、マイナスであれば甘口と認識できます。たとえば日本酒度「+5.0」の日本酒はやや辛口、「+1.0」の日本酒は中口〜やや辛口、「−1.0」の日本酒は普通〜やや甘口です。
相手の男性の好みの日本酒度がわかる場合は、日本酒度がピッタリ合うものを選ぶといいでしょう。また、男性は辛口の日本酒を好む傾向にあるので、「日本酒の選び方がわからない」という方は辛口の日本酒を選ぶのもおすすめです。
男性へのプレゼントにおすすめの日本酒5選
男性へのプレゼントにおすすめの日本酒は次の5つです。
- 神聖 山田錦純米大吟醸 原酒 ゴールド
- 神聖 純米吟醸 祝
- 神聖 特別純米原酒 超辛口
- 神聖 大吟醸
- 神聖 山田錦 純米大吟醸
山本本家のメインブランド「神聖」は、伏見七名水のひとつ「白菊水」から生まれました。ここからは、それぞれの日本酒を詳しく紹介します。
1位|神聖 山田錦純米大吟醸 原酒 ゴールド
「神聖 山田錦純米大吟醸 原酒 ゴールド」は、酒米の「山田錦」を100%使用して造られた純米大吟醸酒です。精米歩合35%の高精米日本酒なので、すっきりとして華やかで洗練された味わいを楽しめます。
山田錦の米の旨味と、原酒のコク・キレを楽しみたい方におすすめです。また、木箱に入っているのでプレゼント用としても選ばれています。
分類 | 純米大吟醸 |
精米歩合 | 35% |
原料米 | 山田錦 |
アルコール分 | 16度以上17度未満 |
内容量 | 720ml |
おすすめの飲み方 | 冷酒 |
価格 | 11,000円(税込) |
2位|神聖 純米吟醸 祝
「神聖 純米吟醸 祝」は、京都府産の酒米「祝」と京都の清酒酵母「京の恋」を使用した、京都府産にこだわった純米吟醸酒です。さわやかな香りとやわらかな味わいを楽しむことができます。
また、すっきりとした程よい酸味と祝独特の味わいもあり、あっさりとした味わいが好きな人におすすめです。
分類 | 純米吟醸 |
精米歩合 | 60% |
原料米 | 祝 |
アルコール分 | 15度以上16度未満 |
内容量 | 1,800ml |
おすすめの飲み方 | 冷酒・常温 |
価格 | 3,080円(税込) |
3位|神聖 特別純米原酒 超辛口
「神聖 特別純米原酒 超辛口」は、酒米「京の輝き」を100%使用した特別純米酒です。京の輝きは京都府産の酒米で、京の輝きで造られた日本酒は香り高くなります。
中でも、神聖 特別純米原酒 超辛口は日本酒度が「+16」と非常に高く、すっきりとした味わいにキリッとした鋭い後味が特徴的です。こってりとした料理に相性といいので、味噌煮や焼き鳥などを好む男性のプレゼントにおすすめです。
分類 | 特別純米 |
精米歩合 | 60% |
原料米 | 京の輝き |
アルコール分 | 17度以上18度未満 |
内容量 | 1,800ml |
おすすめの飲み方 | 冷酒・常温・熱燗 |
価格 | 3,300円(税込) |
4位|神聖 大吟醸
「神聖 大吟醸」は、京都伏見の名水「白菊水」を使用して造られる大吟醸酒です。精米を磨き上げて造られた華やかで深みのある香りと、淡麗辛口の味わいを楽しめます。
コクのある食べ物によく合うので、醤油系の料理やチーズを好む男性のプレゼントとしておすすめです。また、冷酒・常温の飲み方に向いているので、暑い時期にもぴったりの日本酒です。
分類 | 大吟醸 |
精米歩合 | 50% |
アルコール分 | 15度以上16度未満 |
内容量 | 1,800ml |
おすすめの飲み方 | 冷酒・常温 |
価格 | 3,520円(税込) |
5位|神聖 山田錦 純米大吟醸
「神聖 山田錦 純米大吟醸」は、酒米に「山田錦」を100%使用し、精米歩合35%まで磨き上げて造る高精米の純米大吟醸酒です。さらに、京都伏見の名水である「白菊水」も使用し、香り高い吟醸香を感じられます。
上質な高精米の日本酒であり、木箱に入っているため高級感もあります。大切な日の贈り物としておすすめの日本酒です。
分類 | 純米大吟醸 |
精米歩合 | 35% |
原料米 | 山田錦 |
アルコール分 | 15度以上16度未満 |
内容量 | 720ml |
おすすめの飲み方 | 冷酒・常温 |
価格 | 5,500円(税込) |
まとめ
日本酒は男性のプレゼントとして人気の贈り物です。日本酒はさまざまな種類があるため、男性の好きな飲み方や料理などに合わせて選ぶことができます。また、お酒好きの男性であれば日本酒のプレゼントは喜ばれやすいです。
日本酒の選び方はさまざまで、産地や種類で選んだり品質で選んだり、辛口か甘口かで選んだりする方法があります。
あらかじめ男性の好みをリサーチしておき、喜んでもらえる日本酒を選んでプレゼントしましょう。